応募日、前日総括

----- Original Message -----
From: "塾長"
Sent: Tuesday, June 29, 2010 7:07 PM
Subject: フジ1次通過?
○△□さん
 ご連絡をありがとうございました。フジの1次通過しているじゃないですか! 教えてくれた塾生がいます。
http://www.fujitv.co.jp/young/award/22th_01.html
 煌びやかに輝くお名前、先は明るい!(笑) あと、お二人「おや? おや!」もありました。

 さて、草庵クラムの今回の指導について、公募作品のあり方や、共作うんぬんなどのご疑念を生じさせてしまったようですね。今日は■▲●■お休みで、先日▲○さんが持ち込んでくれた最後のビールを呑み始めました。これらの疑念についてお応えしておきます。同時に●□さん、▲○さん、■□さんにも、これが(恐らく最後の。わからないけど。笑)私信の返信メールをお送りしておきます。まだ、酔いは回っておらず、シラフだと思いますが。(笑)

  「創作テレビドラマ脚本懸賞公募」当時、「育成奨励賞」という、最終審査前審査がありました。残ってきた10数本の作品の中から5本を選び、それぞれにNHK側のPDと脚本家が1名ずつ付いてブラッシュアップ、それで手直しした作品で、最終審査をしようという試みです。それは、今回草庵クラムから始まった貴方や●□さん、▲○さん、■□さんに行った指導と同じ内容であり、試みです。ただ、そこまで残ってきた作品ではなく、先に作者とご縁を得ており、私は、もうその審査員ではないだけの違いです。

 このような、公の、主催者が行った試み・前例があり、草庵クラム指導は、何も恥じることもなく、後ろめたいことでもありません。
 各教室の講師の中には、もっと踏み込んだ指導をなさっている方がいるかも知れません。

 また、塾長が何を言おうが、自分の物に出来なければ取り入れなければ良い。悔しければ、それ以上のものを考えればいい。そして、ご自分で納得し、ご自分の作品に取り入れたときに、塾長が、貴方が思いつく前に提示した、どんなシーンもどんな台詞も、それは貴方の感性にマッチした、貴方の作品の「一部」にしか過ぎません。(たとえ、それが画竜点睛の瞳であっても。笑)
 塾長は、それを先に見破り、深める方向性を提示したに過ぎません。そしてそれは、ただの1部であり、作品全体を作り上げるのは、その物語の核や骨格を考えた、作者である貴方であるべきです。

 また、賞を取ることが、今の貴方たちの目的や目標ではありますが、それがゴールではありません。その先に目を向けてください。受賞は踏み台です。そこから、今後の作品発表のチャンスを得て、そこからの、受賞作以上の作品を目指すべきです。

 懸賞公募で受賞しても、それだけで終わる方が大勢います。
 それは、それぞれの才能を認め、少しでも 導いた喜びを感じる者としては、とてもつまらない結果です。

 最後に、シナリオは「脚の本」「台の本」であることをお忘れなく。監督、役者、現場の意見を取り入れ、変わって行くのが当然、「未完の本」です。
 ご自分の作品うんぬんの判断に根ざしたご疑念は、今はお忘れくだされば幸いです。

追記
 今回草庵クラム指導を受けてくださった4名の方は、引き続き来年のNHK応募(それ以前のテレ朝や日テレでも構いませんが)を目指して活動を続けていただければと期待しています。
 ぜひまた草庵をお訪ねください。

シナリオ実践塾クラム http://kuram.tv
塾長 蔵元三四郎

----- Original Message -----
To: "塾長"
Sent: Tuesday, June 29, 2010 5:08 PM
Subject: ご指導ありがとうございます

 塾長様
先日は、お疲れのところ、コメントをつけていただき、どうもありがとうございました。 今回は、応募は断念します。申し訳ありません! 草庵にお誘いいただき一週間でひねりだした作品は一カ月かかってもモノになりませんでした。いただきましたコメント、出だし部分の直しのご指摘、あまりに的確であっけなく、きれいに収まっていて、私としては、ガックリきてしまいました。いただいたアドバイスを参考に自分なりにアレンジして書いてはみるものの塾長の直しそのものズバリに勝る展開も思いつきませんし、さて公募作品がそれでいいものかと疑念が・・・。
塾長が以前、NHKのコンクールは共作を認めてないけどうんぬんとおっしゃっていた意味がやっとわかりました。何に関しても遅すぎますね(笑)・・・今回は切羽詰まっていたので、ストーリー展開を特にはっきり示してくださったのだと思いますが、まずは習作でトレーニングを積み、書く力をある程度つけてから公募作品に取り組まないと、上記のような疑念の原因になると感じました。要するに、私の作品は、このような形で塾長に直しのアドバイスをいただくレベルにまで達していないということです。
 それでですが・・・今回は応募できませんが、同じ作品でご指導を続けていただくことは可能でしょうか? こういうことの積み重ねで書く力をつけていくしかないのだと痛感しております。もし可能であれば(お嫌でしょうが・・・)是非お願い申し上げます。
 ○△□

2010/6/25(女性1名)

----- Original Message -----
To: "塾長様"
Sent: Saturday, June 26, 2010 3:55 PM
Subject: ありがとうございました。

塾長様へ
 昨日は、長い時間、ご指導を頂き、また、焼肉と玄米ご飯をごちそうして頂き、どうもありがとうございました。草庵の庭は、見てるだけで心が和み、ついお酒がすすみます。■▼さん宛てのアドバイスの中で、話を逸らして広げ、逃げている!とありましたが、読みながら、私もです! と思いました。わからないので、何とかその状況を打破しようと、本筋から逃げ、近くの別の話を書き、だんだんおかしな話になっていき、しまいには何を書いていたのかわからなくなっていました。ですが、昨日、主人公二人の女性、A子・B子がどういうセリフを言うのか、ロールプレイングをする中で、二人の生き様が見え、本筋がクリアーになりました。キャラクターを作る!って、こういうことだったんだ……と、よくわかりました。今度、書く前は、自分でロールプレイングをしてから書こうと思います。そんなに頭を堅くして考えなくてもいいのかもしれないと、ふと思いました。
 それと、作品を柱ごとにハサミで切って分析する方法、とてもよくわかりました。一場面、絵巻物のように長くなってしまう柱(4ページくらいに渡って)が何枚かあり、余計なことがぐたぐた書いてある中にも、本筋に関わる大切なことが書いてあったので、その長い絵巻をつなげると、話らしきものになっていたので、驚きました。昨日一日、シナリオ教本を読んでもわからないこととか、いろいろとクリアーになることが多く、とても勉強になりました。どうもありがとうございました。

2010/6/19(男性1名)

----- Original Message -----
To: "蔵元塾長さま"
Sent: Tuesday, June 22, 2010 7:19 PM
Subject: 参加の感想です。

To 蔵元塾長
いつも大変お世話になっております。○○●です。先日はありがとうございました。本編を直しています。なかなか時間がとれず・・・。大変遅くなりましたが、以下、お約束の参加の感想レポートです。具体的なご指導内容のレポート(サンプル)を中心にしてみました。こんな内容でよかったでしょうか?  リクエストがありましたら、おしらせください。不適切な(好ましくない)表現がありましたら削除していただいて結構です。
●以下、感想とレポートです
----------------------------------------------------------------------------
塾長、先日はありがとうございました。私の作品の拙さのせいで、合宿になってしまい2日間にわたり、お気を使わせてしまい、申し訳ありません。そして感謝いたしております。
以下、私が感じたことと、指導の内容メモをそのまま記します。

創作ドラマ大賞応募は今回で3回目になります。某センターを卒業し、俺もそこそこ書けるかもね、などと慢心し、1次、2次ときて、今年は3次通過したいな、と、目論んでおりましたが、初稿の出だしをめくった塾長の表情と「う〜ん・・・」の声に、そのような慢心気分は、ボーン!と破壊されました。そして、長い戦いになりそうだぞ、と予感したのでした(笑)。要するに私の考えが甘かったわけです。でも、仕方ないことかもしれません。一人で書いていることの功罪だと思います。書きたいこと(フィーリング、テイスト、時代感)を書けるが、やはり決定的に、『ドラマ』を描けていませんでした。某センターでも、指摘されていたことです。でも、未だできてません。自分以外の人、しかも、プロの脚本家の目を通したときにどのように受け止められているのか? 自分ひとりで執筆に没頭していると、客観評価ができません。ご指導いただいたことで、今回の初稿作品では、主題の核心への踏み込みが「ぬるい」「ぬる過ぎる」ことがはっきりしました。これじゃ駄目だわ。と。塾長の、とても丁寧かつ図星の駄目出しに、自信も書く気も折れそうになる瞬間もありましたが、実際の審査員の方は、こんなに温かい目では見てくれないのだな、と思い出しました。
審査は、作品数を減らすため、僅差で落とすために開催されているのですよね。1000〜2000編の中で、1〜5作に残らねば、何ヶ月かけて書こうが、それは作品ではなくなり、ただの燃やせるゴミです。私は、いま脚本を書いてお金をいただいて生活していません。プロではない=素人です。でも、プロとしてお金をもらい、ホンを書く。その思いが強い人だけが”残る”のではないかと思っています。そして、コンクールには、毎年どんどん新しい人が参入してきます。いつまでも、ここで足踏みしてはいられません。いいかげん成長せねば!と痛感する2日間でした。プロとアマの差を体感することができたのは収穫です。
そうやって、私も、容赦なく盗みます。→ じゃあ、教えない。とは仰らないと思いますし(笑) 私が伝えたいことは、いったい何なのか!? 「主題を後回しにしてたら、どこが作家なの?」との塾長のお言葉を心にとめさせていだきます。それが書ける人と書けない人の差だと分かりました。そうありたいものです。おかげさまで、ただいま「全面的に」直しております。あと、1週間。まにあうのかな〜。と感じつつも。今週末が勝負です。
「今年こそは、もう一段、ステップアップするぞ!」と、自ら奮い立たせつつ、モチベーションを上げています。塾長、ご指導ありがとうございました。

【草案クラム(6/18-19)】
「創作ドラマ大賞」応募作品指導 備忘録
<懸賞公募の流れ>
※審査は落とす為の審査となります・・・。→ 真剣勝負。

●1次審査 
応募作品1000〜2000本 → 一次通過100〜200本 作品に順位をつけて通過と審理に分別
(1次で落とされる作品とは)
・シナリオになっていないもの
・既定枚数違反
・内容の適切さに欠けるもの
・審査員の好み
※作品をしっかり読む審査員もいるがそうでない方もいる。
※塾長はノートをつけながら応募作を読んだ。

●2次審査
審査員が作品評価)
100〜200本  → 50本くらい

●3次審査
50本  → 10本前後に
・1作品に対して審査員も2人となって投票、順位つけ

●最終審査
10本前後 → 5本前後
・1位(最優秀賞)から5位までを投票

●受賞作審査
投票で順位つけ

<落選作品は再応募できるのか>
・内容、タイトルをきっちり直して、再応募してかまわない。※ただし、内容が同じである限り結果は、同じ。→ 作品は、客観評価されるのである。

【応募作品への評価と指導】(一部)
(第35回 創作テレビドラマ大賞)

※実際には、全編に渡って続きますが、長いので導入部だけをご紹介。
※作品そのものは、現在応募前につき公開不可です。

以下、ご指導備忘録より。

★指導のポイントは、
・出だしのパンチ力アップ
・テーマの深耕
・キャラの魅力付け
・設定の無理を直す
・ドラマを盛り上げる
・役者さんが演じたくなるような芝居どころをつくるが中心。
(ほとんどすべてとも言えます)

<タイトル>
「●●●で●●(仮)」 → 主題との兼ね合いで「変更」しました。
タイトルは大事。「読む気が起きるかどうか」が勝負。カタカナや英語のタイトルは損をする。
・内容が伝わりにくくなりがち。
・タイトルの語感に頼ってしまいがち。(中身が伴わず)

<キャラクターなど>
・●●●、○○○○
・友情
・●●●の■□■(◆◆の××)→ ありふれているな……(ありがちな人物設定とテーマ)
・難しい漢字(呷る→あおる)はできるだけ使わない。
・初心者にありがちなのが、固有名詞に懲りすぎる。あまり意味がない。

<出だし>
・インパクトがない = 読む気を引っ張らない  これでは興味を持ってもらえない。→ この後、一体どうなるのか?という期待感が必要。
・状況設定が段取り臭くて、たるい。
(例)⇒(塾長削除)

<セリフ>
・テンポ、のり、軽さのセリフ、ということは分かるけれど、会話の意味がわかりずらく、説明的!→ 作者だけが分かっていてもダメ。意図と深みをつけて、ちゃんと伝わるように。
・審査員(視聴者)が、考えて、引っかかってしまったらアウト。
・関西弁は使い方によっては、悪人キャラの印象を受ける。
・作品への印象が、軽薄(内容の薄さ)と思われてはダメ。
・○○の○○にも見せられるドラマが必要。
・全編通じて、普遍的な「人間ドラマ」が感じられることがポイント。

<導入部の評価〜まとめ>
・出だしから、分からない、伝わらない。狙いが分からないと、その先を読まない。→ 映像を見ている人のことを考えていない。

(駄目出し)
・○○に●●が来ない理由が不明
・「●●○○○」という店名はキャラクターへの愛情が不足している→ 『○○○』という看板出してるお店があるのか? 本当に商売をしてる人だったら、「■■△▲」と看板出すでしょ。
・人物が多すぎる(メイン4人、脇役5人)→ 覚えきれない。興味なくなる。
・人物紹介シーン=単なる紹介なら、ドラマには不要。
・出だしの平坦なシーンが長すぎる。
・×××は非常識。(内容、塾長削除)
・×××が■■▼になるのも無理がある。(内容、塾長削除)
・なるべく回想を使わないほうがいい。 時系列に並べ替え!
・++、−−のキャラクターに魅力がない。感情移入できない。→ 事件が起きたときの「人物の思い」が練れていない。
・ドラマのミステリーでは、事件よりも何故やったのか?という心情の謎解きが大事。
・ムダにシーンが長い。セリフ1行で済む。短く省略する!
(例)●▲の×からの電話で、■を知るシーン → あとの会話で「▼▼に行ったよな」で済む → 各シーンの狙いがハッキリしていない証拠。
・◆◆(脇役)のキャラクターを描けてない。人物が生きてない。→ 何を知っていて、何を仕掛けた人物か?
・社会現象への作者なりの視点が必要。今の狙い(主題)にどう繋がるかが勝負。
→ 「でも! この主人公は、受け止め方がこう違うのだ」と伝えなければ、人物がまったく生きてこない。→ 何を言っても絵空事になってしまう。

(以下省略) ⇒これはレポート提出者のご判断です。(塾長)

2010/6/15(女性2名)

----- Original Message -----
To: "塾長"
Sent: Tuesday, June 15, 2010 11:37 PM
Subject: ありがとうございました。

塾長様
本日は、急な申し出を快く引き受けてくださいまして、ありがとうございました。 「●○●○●○」の直し、随分明るくなったように思います。ありがとうございました。本日のレポート、明日、送ります。いつもながらの草庵での焼き肉、美味しいです。ご馳走様です。●●さんと二人、「来て良かったね」と話しつつ、帰りました。では、またよろしくお願いします。今日は、本当にありがとうございました。

----- Original Message -----
To: "塾長様"
Sent: Tuesday, June 15, 2010 11:42 PM
Subject: ごちそうさまでした
塾長様へ
今日も、前回に引き続き作品のご指導をして頂き、また、畑の野菜づくしの焼肉と、たけのこ玄米ご飯をごちそうして頂き、どうもありがとうございました。玄米ご飯、香ばしくて、本当においしいです。以下、ご指導レポートです。特に印象に残ったのが、(私の作品で)「もっと作家の理性を外しなさい」と言われたことです。私は、文章を書くのが苦手なので、特に梗概を書くとき、きちんとうまく書こうとしてしまうので、余計につまらなくなってしまいます。文章の上手下手といった書き方がどうのこうのではなく、要は、何を書きたいのか伝わるような、脚本も読みたい!と思わせることが大事だそうです。もっとラフに書いていいのかと思ったら、少し安心しました。
脚本も同様で、理性がかかりすぎて、今、30代の女性の話を書いているのですが、30代の女性達の声を代弁するような声が聞こえてこないと。30代の女性は、こうなのよ!と、塾長や審査員をうならせるように、勇気と自信を持って書きなさいと言われました。なかなか自分の書きたいことが形になっていかないはがゆい気持ちでいっぱいですが、今日、アドバイスいただいたことを大切に、がんばっていきたいと思います。

----- Original Message -----
To: "塾長"
Sent: Wednesday, June 16, 2010 11:21 PM
Subject: ご指導レポート

塾長様
新しいクラムのHP清々しいですね。早速、「草庵クラム、参加者感想」のページに入ったのですが、私のPCが、古く、バージョンも低いせいでしょう、見ることができず、残念です。近く、PCの買い換えも検討中です。そうしたら、いつでも見られるようになると思います。
昨日のご指導いただいたことを、箇条書きで書き出します。
1・自分の常識が、視聴者の常識とは限らない。視聴者も当然知ってるだろうで、話しを進めない。視聴者の視点に立つことが求められる。
2・ト書きは、誰にでも分かる表現を。素人が演じる場合でも、わかる動きで書くこと。また、役者に猿芝居させるようなト書きも書かない。
3・作者の都合ではなく、自然な流れで見せるように、練る。
4・梗概の書き方について。
自分の主張を主人公に語らせる形で出すのは、あり。
5・以下、私の創作ドラマ脚本に関して。
段取りにとらわれすぎて、本質や心情が見えてこない。上っ面に流れてしまっている。気持ちの流れで考えて行き、それに合う、シーンを考える。登場人物の心情を深め、その変化を現すためのシーン作りを。
6・こんな時、この登場人物だったら、どうするか。こんな無関心な態度でいられるだろうか。こんな上っ面だけのもんじゃない。などなど、もっともっと、心情を深めることが大事。
7・一次通過のためには、題名をわざと、ひらがなだけの表現にする。審査員が「?」と思うので読んでもらえる可能性アリ。
8・頭のシーンをテンポ良く進める。最初の2ページが勝負。
9・楽しんで書く。書くことは大変ではない! おもしろがって書く。常に頭に、脚本のことがあれば、何かの時に、グッドアイディアが浮かぶこともある。それを、書き留めておこう。

あと、2週間となりました。毎日、諦めずに、コツコツ頑張りましょう。

2010/5/30(女性3名)

----- Original Message -----
From:
To: "塾長様"
Sent: Sunday, May 30, 2010 10:20 PM
Subject: ごちそうさまでした

塾長様
今日は、作品のご指導をして頂き、また畑いっぱいの野菜づくしのバーベキューやら鍋やら、香ばしい玄米ご飯やら、たくさんごちそうを作ってくださって本当にどうもありがとうございました。●●からはそんなに遠くないのですが、楽しい旅行から戻ってきたような寂しい気分がします。
塾長からご指摘頂いた点(2人のキャラクターを際立たせる)ですが、ずばり、私が上達していかない大きなポイントだとしみじみ思いました。一次が通った作品も、同じような二人で書いていたと思います。「対立葛藤」を書いているようで、全く書いていなかったんだなと思いました。それと現代に通じる何かも足りないですし、うなずくことばかりです。NHKはいつも一次も通らないので、今回は1次突破がんばりたいと思います。書き直しましたら、また送らせて頂きますので、お時間があります時にご指導のほど宜しくお願い致します。今日は本当にどうもありがとうございました。

----- Original Message -----
From:
To: "塾長"
Sent: Sunday, May 30, 2010 11:42 PM
Subject: 一次予選通過に向けて

塾長様
今日は、大変お世話になりました。お鍋や七輪焼き、とれとれの野菜、そして玄米ご飯、ご馳走様でした! 久しぶりにワイルドな健康的な食事でありました。おかげで、食べ過ぎて、お腹が太りました。草庵の佇まいも、いいですね。都会の近くでありながら、この雰囲気を味わえるのがいいです。ありがとうございました。
本日のご指導で、学んだことです。塾生の皆様、よろしくお願いします。
今回の「創作テレビドラマ大賞」の一大目標
「一次審査突破!」しかも、全員が通過するということ。
そのためには、こういうことをしたら落とされるという危険予測をすること。たとえば、審査員の共感を得られない作品は落とされる。審査員に受け入れてもらえないことを書いてもダメ。ネタ自体が、取り上げて放送すべきものか、という点で落とされることもある。そして、その作品が本当に自分の書きたい作品であること。自分の作品を「一言表現」できるように。私の作品に関しては、例えば、●●の風土を取り入れ、土地の人しかわからない風習、慣習などをいれると、審査員の知らないエッセンスがある点で、落とすに落とせないそうです。
また、ファーストシーンは重要で、期待感とインパクトあり、先を読ませるような計算が必要です。最初の一枚、二枚で、登場人物に感情移入できるような表現にしよう、ということです。
だらだら書いてわかりにくいかもしれません。申し訳ありません。きっと、●●さん、●●さんがきっちり書いてくださいます。●●さん、●●さん 今日はありがとうございました。あと、一ヶ月、頑張りましょう!

----- Original Message -----
From:
To: "塾長"
Sent: Tuesday, June 01, 2010 9:59 AM
Subject: ご指導レポート

塾長様、一昨日は、大変お世話になりました。●●さん、●●さん、お疲れ様でした。楽しかったですね。レポート遅くなり申し訳ありません。お腹の中も頭の中も満杯で、消化するのに時間がかかってしまいました。なんでもできる書斎・草庵は、とても素敵でした。庭(畑)と一体化していて、手を伸ばせば野菜を収穫でき、その場で食べられるなんて最高の贅沢です。七輪バーベキュー、お鍋、そして100%玄米ごはん、びっくりするほどおいしかったです。ご馳走様でした。
さて、ご指導いただいたことのレポートです。他のお二人とも重複しますし、他の方のレポートを見て、あ、それもあったというのも追加しました。
*初期の審査とは、「落とす作業」である → 落とされる理由を作らないための、危険予測が必要・ファーストシーンのつかみで、主人公に感情移入させること(わかりやすい人物設定を)
・キャラクターの性格を明確に(対比させるなど)
・審査員に共感を持ってもらうこと(男性、女性どちらの立場にも立って考えてみる)
・主題をはっきりさせる(「一言表現できるように」)
・「これを今、映像化する意義」を感じさせること
*審査員の心に残る作品にするためのアイデア
・審査員の知らないようなことを書く(日本全国の珍しい風景・風俗・風土についてなどはNHK好み)
  →審査員としては落とすに落とせない
・普遍的なのもと現代的なものを取り入れる
・印象に残るシーン・きめゼリフを入れる
私の作品に関しては、ファーストシーンで登場人物がたくさん登場しすぎで、人物が頭に入ってこない。ファーストシーンで目が離せなくなるような主人公を。主題がはっきりさせること。それは本当に自分が書きたいことなのか?何を描きたいのかはっきりさせること。誰のことを書きたいのか?主人公を誰にするか再考を。といったことでした。
大幅な直しになりそうです。自分のなかでも迷いがあり、また塾長にメールでご相談させていただくことになりそうです。お時間ありましたらよろしくお願いいたします。
それでは、みなさま頑張りましょう。またお会いできるのを楽しみにしております。