シナリオ実践塾クラム

シナリオ基礎知識
業界用語集




ドラマ制作の現場で
使われている専門用語です。




ギャラ guarantee  報酬 謝礼 出演料。
顎足付き 食事(あご)旅費・交通費(あし)を製作者側が持つこと。
海老 大物スターの出演料。寿司屋で『時価』とあることから。
エフ万 4万円。音楽コード(CDEFGAB順)で4番目から。
込みこみ 源泉徴収込みのギャラ。
ギャラ伝 放送謝礼伝票。「いま、ギャラ伝切りますから」
スタ伝 スタジオ伝票。「ギャラでん」
立ち 出演料。
天五(てんご) 芸能ブローカー。斡旋料が五分(半分)の天引きから。
とっぱらい 「当日払い」の転訛。領収書なしの現金払い。
ネット ギャラ。

番組
雨傘(番組) あまがさ。野球中継などが中止になった時に当てこまれる番組。
おせち番組 お正月に放送されるお笑い系のバラエティー番組。
帯(おび) テレビでは毎日同じ時間に放送する番組。出版では表紙に巻かれた紙。
帯番組 月曜から金曜同じ時間に放送される番組。
掛け軸番組 動きの少ない番組。
かんむり。番組タイトルにタレントの名前がついてこと。冠番組。
軍鶏番 二つに分かれて討論する。
特番 特別番組。
番宣 「番組宣伝」の略。局の番組宣伝、或いはその部署。
連ドラ 「連続テレビドラマ」の略。
タイトルバック 【和 title+back】映画やテレビの題名・配役・制作スタッフなどの文字の背景として映る画面。

スタッフ
D(ディー) director   ドラマのディレクター。
P(ピー) producer  ドラマのプロデューサー。

AD(エー・ディー) assistant director  雑用係としてこき使われる。 
TK(タイムキーパー) time keeper  時間を計り、記録する係。
TD(テクニカルディレクター) technical director  技術に関する制作担当責任者。
PA(ピー・エー) public adress  音響装置。音響さん。

アンカー anchor-man 何人かの取材原稿などを最終的にまとめるライター。
報道番組では「アンカーマン」。メインキャスターを指す。
裏方 客の目にふれない道具方の総称。興行用語。映画では現場の方々。
映倫 映画倫理規程。一般上映の審査と映倫番号の交付。
エム・エス マネージメント・スタッフ
お握り一発 スチールカメラマンのこと。綺麗に写して貰いたい女優の差し入れから。
音効さん 音響効果担当の技術スタッフ。
楽屋隊 伴奏音楽の演奏者。バンドマン。
カメ足 撮影カメラマンの助手。カメはカメラマンの略。
けかん け監。助監督。「すけ監」の略。
繋ぎ屋 フイルム編集部。
照らし屋 照明係。
握り・握り屋 宣伝写真。スチール写真。
リリースの端についたゴム球を握ってシャッターを切る。
覗き屋 カメラマン。
ハンド 助手。演出助手(助監督)、撮影助手、照明助手、録音助手。
メガホン megaphone 監督の行動の総称。
ロケ・マネ location manager  ロケ地での会計係。

スポンサー  sponsor
相乗り 1つの番組に複数のスポンサーがつくこと。共同提供。
スッポン スポンサーを縮めて馬鹿にした言い方。
スポかの スポンサーから売り込みがあった彼女。
電博(でんぱく) 電通と博報堂。
波代 スポンサーが局に払う電波料。

俳優 actor
一枚テロップ 配役紹介で一画面に一人名前の大物俳優。
板つき 板つけ。幕開き前に演技者が舞台にいること。
入り 入り時間とも。局や撮影所への到着時間、または登場時間。
入方 いりかた。俳優・芸人などを斡旋する人。興行師や芸能プロダクション。
色物 テレビでは女優を指す。
替え玉 その場面だけの代理の役者。スタンド・イン。吹き替え。
空舞台 登場人物なしで始まる映画や舞台。⇔板付き
絡み 役者同士の顔合わせ。
カンペ カンニングペーパー。俳優の台詞が書かれている。
ゲネプロ 通し稽古。本番練習。総リハーサル。
舞台用語。独語 Generalprobe(ゲネラルプローベ/総練習)の略。
午後一 午後一番。2時頃を指す。朝一は10時から11時の間が通常。
シズル sizzle 番組内で飲食物を美味しそうに見せる。「シズル感」「シズル効果」
スタンバる スタンバイの動詞化。待機すること。
仕出し屋 仕出しの斡旋業者。モデル・コンパニオンの斡旋も。
スタンド・イン stand-in  代役。替え玉。
ダブルブッキング double-booking 同じ時間に違う仕事を入れてしまうこと。
手っ張る(てっぱる) 役者たちの掛け持ち。
てれこ タレントやスケジュールの入れ替え。
ブッキング @俳優やタレントの出演契約。A座席や部屋の予約
ボディ・ダブル ヌードなどの身体部分代役。その演技。
待ち 待機。
目線 @「カメラ目線」 A「目線を入れる」(目の部分の黒い帯)
目線を読む 画面外に動きがあるのを追う視線。
モッブ・シーン mob scene 群集が出てくる場面。
ラン・スルー run through  本番と同じように行うリハーサルの通し稽古。
笑い屋 収録中、或いは収録後にモニターを見て笑いを吹き込む。
わんさガール その他大勢の女優。大部屋女優。徳川夢声の造語。

タレント talent
脚タレ(あしたれ) 足の美しいモデル。「てタレ」「くびタレ」
外タレ 外国人タレント。「がいちゃん」
壁の花 スタジオのひな壇に並んで微笑んでいる女性たち。
砂利タレ 子供のタレント・⇒「外タレ」
手タレ 手のモデル。

エキストラ(EX) extra  臨時雇。通行人や群集役のエキストラ。
梅(埋め)助 かすみ がや 仕出し
通りぬけ トラ・トラやん・とらやん やあやあ


大道具  小道具
油揚げ 大道具の支え。二等辺三角形で油揚げに似ている。
「あぶらげ」「いなり」
有りモノ 有り合わせの大道具や小道具、音楽など。
家物 家。古い(恐らく戦時中)活動屋言葉。
「のみぶつ/酒」「クイブツ」「キブツ」「イエブツ」で衣食住。
飾り込み 大道具などのセットを立てること。
がち かすがい。大道具を立てる時に使う。
がばちょ ガムテープのこと。「おーい、そこのガバチョ取ってくれ」
切り出し ベニヤ板で出来た舞台装置や屋内セット。
消え物 特に飲食物。撮影中に消耗されて消える。
小切れ 小物の衣装。ネクタイ・ハンカチ・ワイシャツなど。
常識物 撮影に使う和室の屋内セット。
建て込み セットの組み立て。⇔「ばらし」
殴り 金槌。大道具さんの隠語。「おい、殴りくれ!」
はめ殺し 開かないドアや窓など、見せ掛けだけの大道具。
ばらし・ばらす 撮影用のセットや照明を片付ける。
見返し セットの部屋から見える風景。板に描いてある。
八百屋 小物を八百屋の店先のように。
笑い 撮影で不要になった物を片付ける。

音響  録音
アテレコ 外国映画やアニメなどの吹き替え。アフレコのもじり。
「画面に言葉を当てレコード(録音)」
アフレコ アフター・レコーディング。撮影映像に台詞や音楽を録音。「あとレコ」
生きてる 特に音声で、マイクが録音出来る状態になっていること。
エス・イー SE(sound effect)。効果音。音響効果。
音入れ 録音。レコーディング。音屋は録音部。
オフ OFF。マイクから離れる。或いは画面に登場せず、台詞だけが聞こえる状態。
オンリー SO sound only  台詞だけを単独で録音すること。
かいた 高いの倒語。
かたい 高いの倒語。録音で高音が多く入っていること。
先レコ 先に台詞や音だけ録音しておく。⇔「あとレコ」「アフレコ」
シンクロナイズ 撮影と音声同時のもの。「どうろく」
すか録 録音したつもりが、録音されていない!
同録 撮影と音声を同時。⇒「シンクロナイズ」
どんしゃり 低音(どん)と高音(しゃり)を強調した再生音。
ハウる ハウリングする。ピーピーと鳴る音。
ピー音 放送禁止用語や自粛用語の代わりに。
ブーム 『マイクブーム」の略。棒の先につけられたマイク。ブームマン。
吹かれ 風や息の雑音。
太い 中音、低音域の周波数が多い。

照明
ゼラ ゼラチンペーパー。照明の前につけるカラーのフィルター。
飛ばす 吊り下げている照明を上げる。
鳥が飛ぶ 照明の当て具合でマイクの影などが映ること。
ハイ・キー 「ハイ・キー・トーン」 コントラストのはっきりした明るい画面。
ハレ切り・ハレ除け ハレーション除けの板。
ピンスポ スポットライト。
ポール・キャット 先端にライトをつけた伸縮自在の棒。
ホリ horizontallght  スタジオ奥の湾曲壁面を照らす器具。
漏れ切り ライトが被写体以外に漏れるのを防ぐボール紙や板切れ。
ランニング 豆電球や照明などの点滅。
レフ板 撮影用の反射板。日光を被写体に当てる。
ロー・キー 「ロー・キー・トーン」 コントラストのはっきりしない暗い画面。

カット割り 脚本を元に、どうカットを繋ぎ合わせるか構成の計画を立てる作業。
コンテ continuityの略。監督の撮影台本。浮かんだコマやカットを絵や文章で表す。
ストーリー・ボード storyboard  絵コンテ。CF撮影などで使われる。

拘わらず 雨天決行。「りょうてん」とも。⇔「片天(かたてん)」
片天 雨天撮影中止。
雲待ち 雲を待ったり、晴れを待ったり。
曇天(どんてん) 曇り。⇔「ピーカン」
ピーカン 快晴。「ピーンとカンカン照り」
両天 晴天雨天にかかわらず撮影あり。
ロケ・ハン location hunting  野外撮影の場所探し。

銀レフ 反射板。撮影中に俳優の顔などに光を反射して当てるモノ。
レフはレフレクターの略。
スモーク smoke  煙。ドライアイスで出す。

煽り(あおり) カメラを下から上に、或いは上から下に。仰角撮影。あおる。⇔かぶせる。舞台ではライトを交互に点滅させて激しさを表現することを言う。
あとピン 被写体の後ろにピントが合うこと。
アングル カメラの角度。
アングル・ショット 強調するために用いられる。角度を変えてその個所を撮影。
移動撮影 撮影機を移動させながら撮影。詳細は以下。
踊る 監督が演技指導のために自ら演じるさま。
かぶせる 上から下。見下ろすように撮る撮影法。
蟹撮り かにどり。動く役者と平行して横移動で撮影すること。
切れる 画面からはみ出した状態。
クロマキー chromokey 人物と背景の合成など。合成部以外は青に染められる。
けっている 画面の中に不必要なものが入り込んでいる状態。「けられ」
雪舟する 台に乗せる。ハリウッドスター早川雪舟が小柄で、この方法で撮影された。
ソフト・フォーカス soft focus  焦点を絞らずぼかし、柔らかな映像。
食べる カットする。省略する。
駄目だし 監督が俳優の演技の悪さを指摘する。脚本家がする場合もある。
テイク take  撮影。撮り直しは「テイク・ワン」「テイク・ツー」区別する。
ディゾる dissolve の動詞化。フェード・イン、フェード・アウトの重なり映像。転じて二股。
ティルト tilt(傾き) カメラを縦方向に動かすこと。⇒パン  
丼カット 映画のワンシーン・ワンカット。
なめる アップで全体をまんべんなく撮影。
人物を手前に。移動撮影とも。「肩をなめて風景を撮る」
抜く アップにした被写体だけを撮影。
フィックス fix(固定する) カメラを固定して撮影。転じて予定詰まり。
ぽん引き クローズアップから急にロングショットに移行する。
見切り カメラのファインダー内にある外枠。
見切りをつける ファインダーを覗いて被写体の撮影範囲を決めること。
見切れる 映ってはいけない人や物が映ること。
ワイプ wipe  端から幕を引くように前の画面に次の画面が被さる。

宴会 カメラ前に照明ライトの足などがあり、フレームに入る時などに使う。
宴会は足が出ることから。
オール・チョン 撮影の全てが終わること。チョンは芝居言葉で「終わり」「おしまい」
お化け 撮影時間のズレで、画面の品が消えたり現れたり。
ごまける 背景画などでロケ地のようにごまかす。
まんま 「そのまんま」の略。カットの後、直ぐに次のカットを撮る。

コマ
こま落とし 撮影機の標準回転速度(毎秒16〜24ミリ)を遅くし、一秒間に動くコマ数を減らして撮影する方法。映像は極端に早くなる。「こまぬき」
こま止め ストップ・モーション。画面でコマを動かさない。
こま撮り ひとコマずつ撮影する。
こま抜き コマを飛ばして撮影。早くなる。
こま伸ばし ひとコマを引き伸ばしたもの。宣伝用のスチール写真などで使う。

ズーム
ズーム・アウト zoom out   ロングで広範囲に。ズームレンズを使用。
ズーム・アップ zoom up   対象をアップで捉え、大きくする。
ズーム・イン zoom in    ズーム・アップと同じ。
ズーム・バック zoom back  ズーム・アウトと同じ。

アイリス
アイリス・イン iris in  画面の中央から次第に丸く広がっていく。
アイリス・アウト iris out 画面が黒く丸い絞りで消えていく。

イントレ 俯瞰撮影のための足組み。映画『イントレランス』(1916)から。
「イントレ(大掛かりな台)組め!」などと使う。
キャデラック 移動撮影のためにカメラを乗せてレール上を走るトロッコ。
ビッグ カメラを載せる大型の三脚。
ベビー カメラを載せる木製の小型三脚。

追っかけ 走る車を後ろの車に乗せたカメラで追いかけて撮影。
引っ張り 後続の車を前の車両から撮影。

トラック track  移動撮影用の台車。テレビでは「ドリー」。
TB(ティー・ビー) track back  カメラの乗った台車を後退させながら撮影。
TU(ティ・ユー) track up   台車を前進させながら撮影。
トラック・アウト track out  撮影台車を後退しながら撮影。
トラック・アップ track up(追跡する) 撮影台車を前進させながら撮影。
テレビでは「ドリー・イン」  

ドリー dolly  移動撮影用の台車。映画では「トラック」。
ドリー・アウト dolly out 台車(ドリー)を後退させながら撮影。「ひき」
ドリー・イン dolly in  台車(ドリー)を前進させながら撮影。「より」

パン panoramicの略。カメラの位置を変えずに左右に回転。
パン・アップ 上方に。
パン・ダウン 下方に。
パン・フォーカス pan focus  手前から奥まで全てのものにピントが合う。

エヌ・ジー NG(no good)。駄目。
エフ・アイ FI(fade in/フェイド・イン)。真っ暗な画面から段々絵柄が浮き出す手法。
エフ・オー FO(fade out/フェイド・アウト)。画面を段々暗く(或いは白く)する技法。
オー・エル O・L(overlap/オーヴァラップ)。画面の重ね合わせ。「Wる」とも。
ワイプ W・O(wipe out/ワイプ・アウト)。画面が拭うように消える。現れてワイプ・イン。
デイス DIS(disolve/ディゾルブ)。オーヴァラップ、フェイドと同じ。

押す(おす) 予定時間のオーバー。または遅れ。⇔巻く(まく)
押せ押せ 予定以上に時間が延びること。

カメラ・機器
アナモフィック・レンズ 円筒レンズ。シネマスコープなどの横長の映像で使用。
ヴァイタスコープ 1895年発明。アメリカのジェンキンス。初の投写式映写機。

編集
あらへん 荒編。本編集前の荒編集。
白味(しろみ) CM部分を真っ白にしておくとか、未撮影部分の補いなど。
ラッシュ rush  未編集の試写用映がフィルム。

テレビ局
インカム スタジオ内でスタッフ間の交信に使う無線機(ヘッドホン)のこと。
インターカット 他のカメラに切換える。
エフ・ディー FD(floor director/フロア・ディレクター)。
オン・エア on the air  番組放送中。或いは放送すること。
カメラ割り 場面ごとに撮影しているカメラの割り振りをすること。
カメリハ カメラ・リハーサル。カメラを使った本番並のリハーサル。
キュー cue  出演者に向かってゴーサイン。主にテレビ。フロアディレクターのお役。
ゴースト ghost  テレビ画面の影。電波障害。出版では「ゴーストライター」の略。
サイマル simal-cast の略。他媒体同時放送のこと。
サス・プロ sustaining program 局の自腹制作。
サテ・スタ サテライト・スタジオ。街中にあるガラス張りの中継スタジオ。
サブ サブ・コントロール・ルーム。スタジオ内の調整室。ガラス張り。「サブコン」「副調」
CS(シー・エス) communication satellite  通信衛星。
CX(シー・エックス) フジテレビ。コールサイン『JOCX・TV』から。
ステプレ station break の略。番組の繋ぎ。
砂嵐 放送終了後に流れるあれ。映画『ポルターガイスト』で少女が見つめていた。
スポット スポットCM。番組と番組の間に流れているCM。
タリー カメラの前についた赤いランプ。点灯は映像送り出し中を表す。
地上波 テレビ放送。
テロップ telop テレビカメラを使わず流される絵や文字。
電気椅子 スタジオ内でディレクターが坐る椅子。視聴率という電気の流れ。
取って出し VTRを生放送のように見せる。
ドライ・リハ 「ドライ・リハーサル」の略。本番用のセットの前でカメラなし。⇒カメリハ
延ばし 番組撮影で、引き伸ばして時間を稼ぐ。⇔「まき」
フリッパー flipper  チャンネルをやたらと変える視聴者。
フリップ flip  板状の紙。「ボード」「パターン」(NHK)
星送り 衛星中継。
前説 無声映画の時代は、弁士が上映前に映画の内容を説明していた。
また収録前にADや若手芸人が諸注意や場を盛り上げること。
巻き 進行を急がせる。合図は人差し指をクルクル。
マザー 「マザー・テープ」の略。
目の検査 2%以下の低視聴率番組。
闇スタ スタジオ伝票を切らずに空いているスタジオを使用。

撮影所
後カッチン 撮影終了時にカチンコを打つこと。転じて締切、終わり。⇒「けつカッチン」
アポ取り 面会のアポイントメント(約束)を取りつけること。
お疲れさま 昔の芝居小屋時代から夜でも「おはよう」と挨拶し「お疲れ様」と帰って行く。
おはよう その日初めて会えば夜でも「おはようございます!」
オープンセット 屋外セット。
カーすけ 直ぐカッとなる人物。なった状態。
書き屋 脚本家や作家を指す。差別的に蔑んでいる場合が多い。「ほんや」とも。
かちんこ 番号付きの拍子木のようなもの。
撮影する際カメラの前に出す
スチックボールト。かちんと音がすることから。
冠助 かんすけ。夢中になること。緊張感。その撮影状況など。
完パケ 完全パッケージ。録画ソフトに編集や音入れも終え、放送出来る状態。
業界 低予算で作られるポルノ映画を指すことがある。
局制 テレビ局の制作番組。
クール フランス語のcours。番組の放送期間。ワンクールは3ヶ月。約13本。
腐る 時期はずれ。流行遅れ。
殺す @マイクなどのスイッチを切り、使えないようにする。
A番組を起動に乗せ、その時間帯に定着させる。
B大道具の固定で、動かないようにする。
ごんぼ OKの意。出典不明、牛蒡から? 京都の撮影所で使われる。
「こないで(こんなので)よろしいか?」「ゴンボや!」
蹴込む けこむ。制作費などの予定オーバー。
号外 撮影当日に配られるシナリオの直し。
寸外 すんがい。スケジュールボードの書き込み。
蕎麦屋 言い訳。「今、出ました!」
たーう 歌の倒語。
ちょん おしまい。終わり。歌舞伎の閉幕を告げる拍子木から。⇒「オールチョン」
つぶし @自動車などを潰す。Aフィルターをかけて昼を夜にする。
どん 「どんづまり」の略。端。終わり。
場見り・場見る 役者の立ち場所を表すテープ。
ハリウッド 1886年にカリフォルニアの土地を購入した不動産業者の妻が、「ヒイラギの森」=「Holly Wood」と名づけた。「聖林」の漢字は「Holy=聖なる」との勘違いから。

尻(けつ・しり)
お尻を貰う 出演者の時間の延長。
尻かっちん 撮影終了のカチンコから。転じてスケジュールの詰まりや締切日。
「あとかっちん」
尻だし 収録テープ終わり部分を出すこと。⇔「頭だし」
尻を切られる 制作期限を切られる。

ふけ
手帳ふけ 会議の途中に手帳を置いていなくなる。⇒タバコふけ。
タバコふけ 会議中「また戻ってきます」のさりげない意思表示。実は空き箱。


お茶ハン 喫茶店を探すこと。「めしハン」
舎利タイム 食事時間。撮影所で使用。
繋ぎ 「で何か食べる」 軽食のこと。
猫またぎ 猫もそっぽを向く不味い飯、食事、弁当。
ばら飯・ばれ飯 ばらばらに食事をとる。
パン乳 パンと牛乳。ちょっと腹の足しに。
プテキャン 焼肉料理。倒語の連想、プテキャン⇒キャプテン⇒船長⇒朝鮮⇒焼肉
飯ハン ロケ現場での食堂探し。

映画館
明かりを入れる 映画館で上映が終わった時に電灯をつけること。フイルムの中断で明かりを入れても観客はおとなしく待っていることが多い。
一番館 新作映画を最初に上映する映画館。
打ち込み 映画館で鳴らす開場の知らせ。「観客を打ち込む」
おくら 上映・放送予定の作品・企画が中止になること。「おくらいり」
「くら」は「らく」の倒語。千秋楽と苦楽の二説がある。
お二階 スクリーンを外れて画面が映るさま。
ストーン落ち 前評判は良いのに客足が伸びない。ストーンと落ちる。
スプラッシュ make a splash(センセーションを起こす) 
ロードショー抜きで、いきなり一般封切りすること。
蛸足 映画館前に出される足のついた看板。
流し込み 観客の入れ替えをしないで上映すること。
番線 配給の流れを表す。封切第1週の上映を一番線とか。
席への案内係。ペンライトの明かりから。
メートル 興行収入。
もぎり 切符の半券をちぎる女性。