シナリオ実践塾クラム

公募審査の傾向

塾長が、以前の審査に関わらせていただき、
現在も行われている公募のみをご紹介します。


創作テレビドラマ脚本懸賞公募
(創作テレビドラマ大賞)

   (社)日本放送作家協会主催
   放送文化基金助成
   NHK/日本放送出版協会後援

賞金50万円


<審査方法>
「主題・テーマ」 「登場人物」「ストーリー」「セリフ・ト書き」「構成」をA>B>Cで判断し、
担当作品の中で順位を付けました。




フジテレビヤングシナリオ大賞

賞金500万円


  ヤングシナリオ大賞 審査員日誌

<審査方法>
【一次審査】
総合評価のみで A)非常に優秀 B)優秀 C)普通 D)やや劣る E)劣る の評価。
A・B・Cの評価にはコメントを書いて、用意された11の該当ジャンルにチェックを入れました。




テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞

大賞   賞金800万円
優秀賞 賞金100万円


  テレビ朝日 募集要項


<審査方法>
部門評価として「設定」 「キャラクター」 「ストーリー」 「セリフ」 「構成」。
それぞれを S>A>B>C で判断して、総合評価を S>A>B>C と決めました。

評価コメント欄は広く用意されていました。




橋田賞新人脚本賞

賞金 100万円


<審査方法>
「総合評価」と「セリフ」と「構成」を A>B>C>D>E で評価しました。



総論


シナリオで大事なことは、
 1『主題』(テレ朝「テーマ」/創作「テーマ」)
 2『素材』(創作「アイデア」)
 3『構成』(テレ朝「ストーリー」 「構成」/橋田「構成」/創作「構成」)
 4『人物』(テレ朝「キャラクター」/創作「人物」)
 5『台詞』(テレ朝/橋田/創作)
ということになります。

最近は『台詞』を重視する傾向があります。
どの項目が欠けてもいけません。いずれも大事な要素です。

シナリオは、それぞれが上手く絡み合って成立します。

 

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