基礎講座第7回
「状況設定」
シナリオ実践塾クラム
次回講座はこちらです。
【第2章】第8回

課題7

  第1章の課題で選んだ作品の中から3作品を選び、
それぞれの印象的なシーンをシナリオで表して下さい。

  ご自分の記憶やイメージを大切にして、ご自分なりのシナリオを創ってみて下さい。
  提出後、ビデオや雑誌などで違いが確認出来る作品とその作業をお薦めします。

  シーンの数に制限はありませんが、必ずシーン毎に「はしら」を立てて下さい。


 締切は次の金曜日です。
 朱を入れて、添付で指導・アドバイスを行う場合があります。そのため、今後の課題回答は
 
※テキストではなく、ワード文書でご提出下さい。

 第2章以降、「S」「A」「B」などの評価は致しません。



第7講座「状況設定」
第2章
 今回の講座より、第2章「構築する」です。第1章の各講座をここで改めて再確認しておいて下さい。

シナリオ
 シナリオは「はしら」「ト書き」「台詞」で書き表します。これに「記号」を加える考え方もあります。

俯瞰
 第1章「創造する」では「主観」と「客観」という視点、スタンスを繰り返し述べて来ましたが、シナリオを書く、創作を進める上で大切な「カン」がもう1つあります。それが「俯瞰(ふかん)」です。俯瞰とは「高い所から見下ろすこと」で、「鳥瞰」とも言います。つまり貴方が鳥になって空を飛び、見下ろしている風景を思い浮かべてください。そしてそれを客観で描写する。これが第2章「構築する」で必要とされ、シナリオを書く上での基本姿勢です。

クラム事務局 zimu@kuram.tv