シナリオ実践塾クラム

シナリオ基礎知識
心理描写
段取りを語るより、人生を語りませんか?


10の心理表現
 台詞  動作(表情)  ナレーション  情景  小道具(事物)  夢(幻想)  回想  音楽(音響)  カラー  キャメラ構図   

五感表現
 味覚、嗅覚、触覚に関わる直接表現(『甘い味』『香りがして来た』『痛かった』など)を、ト書きだけで指定しても伝わりません。(視聴味嗅触)

心情表現 
 『悲しい』『寂しい』などは、ト書きだけで表現しても映像として伝わりません。


塾長意見・アドバイス
音指定
 音を指定する場合、「音で何を語るのか」をまず考えましょう。


Q&A
効果音
 挿入歌や曲などを指定しても構いませんか? (波の音)とか、効果音の指定はしても良いでしょうか?
 ラジオドラマ(オーディオドラマ)は聴覚に訴えるため、音の扱いは特に重要です。その音によって広がるイメージもあります。テレビドラマの場合、それほどの依存が「音」にあるのか、ちょっと疑問です。映像で語るのが基本ではないでしょうか。指定はト書きの中で行ないます。指定した時は、それで何を描こうとしているのか、現場の皆さんに伝わるように致しましょう。ご自分のイメージや思い入れ、好みだけを押し付けるような音指定は感心致しません。
(2002.03.19)



その他塾長意見・アドバイスなどは
塾生支援「基礎講座」の中に移転しました。
(2004.02.23)

移転キーワードは以下です。
基礎知識「登場人物(キャラクター)」の移転キーワードもご参照ください。

基礎講座第16回「心理描写」
生活描写 性格描写 心理用語 喜怒哀楽2 笑い
人間を描く 浮かばない 人間観察 キャラクター 主人公
一人歩き